« 2005年05月 | メイン | 2005年07月 »
■2005年06月29日
水に流される。
今日の画面
しかくちゃんが水に流されつつ移動しちゃいます。
グライダーやいかだも風や水の流れを利用できたら素敵。
大きく表示
投稿者 malt : 22:05 | コメント (4) | トラックバック
データのオリジナリティについて。
書いた人:malt
gumonjiは他のMMOと比べると、キャラクターに蓄積されるデータが少なく、地形や生物などの世界の要素に蓄積されるデータが多くなっています。
そのため、gumonjiのデータのオリジナリティはどんな世界を作ったか、に重点が置かれそうです。
gumonjiでは地面1枚生物1個体といった小さなレベルから山や川、生態系といった大きなレベルに渡ってオリジナリティが発生すると思います。
小さなレベルの場合は各データに編集履歴を残すことができます。
しかし大きなレベルの場合は、データの量が数万から数百万個のすごい数になり、生態系などは常に個体数が変化する集団となるので、誰のものかを判定することは難しくなりそうです。
また、今後地形は風や水の影響を受けて変化するようになるのでデータのコピー以外では完全に同じ地形を作ることはほぼ不可能になります。
もし地形をコピーしたとしてもキャラクターの行動(移動する、アイテムを拾う、生物にちょっかいを出す)によってzoneは必ず影響を受けるので、パラレルワールドとなって違った方向に変化していきます。
他人とまったく同じ振る舞いができる人はいないと思うので、ある時点でのzoneをコピーされたとしても、zoneが動きつづけるかぎり、オリジナリティは失われないと思うのですがどうでしょうか。
投稿者 malt : 20:05 | コメント (18) | トラックバック
■2005年06月24日
水のシミュレーション
水がちゃんと流れて低いところに溜まるようになりました。
水際の地面は波に削られて傾斜が急になっています。
投稿者 malt : 21:29 | コメント (9) | トラックバック
■2005年06月21日
cheatとは?
書いたヒト:ringo+malt
P2P化において問題になると思われるチートについて考えてみました。
→迷惑行為とチートは分けるべきである。
すべてのチートが、迷惑行為とは限らない。
すべての迷惑行為が、チートであるとは限らない。
→防ぐべきは迷惑行為である。
迷惑行為とは社会的な迷惑行為のことである。
たとえば
1) 知人のふりをして友達になり、彼のサーバーにログインして破壊す る。
→バックアップデータを取っておける。手順はフォルダのコピーだけ。
2) 悪質な生物やアイテム等を作成し、ネットに放つ。
→バックアップデータを取っておける。手順はフォルダのコピーだけ。
3) クラックしたサーバに誰かを招き、キャラに変な情報を書きこむ。
→キャラのバックアップデータをサーバーに保存し、バージョンを戻せる。(親は子のバージョンを戻せる等、良いア イデアがあればよろしくおねがいします。)
4) webのコミュニティとかで悪質なメッセージを送る。
→通常のSNSの運営とおなじ。
5) 世界の物質量を一定でなくするため異常な量の物質を発生させる。
→トータルの物質量よりは、ゾーン間の流れる速度のほうが重要。
→ゾーン間の物質の流速に制限をつけられるようにする。
6) IPアドレスがバレる。
→windows firewallの使いかたページを作る。
→Linux版もある。
その他、
こんなことが考えられる!
こんなことは迷惑だ!
こんな解決法はどうだ!
などありましたらコメントをお願いします。
投稿者 malt : 18:27 | コメント (11) | トラックバック
■2005年06月15日
P2Pについて。
書いたヒト:malt
P2PはPeer to Peerの略で、特定のクライアントやサーバーに依存することなく、ユーザー間で情報のやり取りを行えるようにするネットワークの仕組みのことを言います。
各コンピュータのつながり方を管理するサーバーが存在するタイプ(ハイブリッドP2P)と、管理するコンピュータが存在せずに全てのコンピューターが各々つながっているタイプ(ピュアP2P)があります。
ハイブリッドP2Pはシンプルでシステムを管理しやすいが、管理サーバーが落ちると動かなくなるという欠点があります。「Napster」や「Skype」などのIP電話サービスが該当します。
ピュアP2Pは純粋なP2Pで管理コストがかからなく止まりにくいというメリットがありますが、ネットワークを流れるデータ量が多くなって重くなりやすい、システムを止める事が出来ないという欠点を持ちます。「Winny」などが該当します。
今度のgumonjiではハイブリッドP2Pを利用して誰でもzoneを作ることが出来るシステムを作ります!
CEは登録してあるユーザーかどうか、どんなzoneがいま動いているのかをチェックして、ユーザーがスムーズにゾーン間を移動できるようにする部分を担当します。
zone同士が物質のやり取りをするような仕組みも実装したいと思っていますので、zoneを作り、たくさんつながることでこれまでに無いスケールの世界つくりが楽しめると思います。
投稿者 malt : 15:18 | コメント (5) | トラックバック
■2005年06月06日
開発環境について
書いたのは:ringo
今日はgumonjiを開発するときに使う技術について紹介をしたいと思います。
プログラミング言語は Ruby, C, C++ などを使います。
RubyはWebだけではなくてゾーンサーバーやバックエンドの仕組みを作るときにも使います。
開発環境は Linux, Windows2000/XP などでは
gccや VisualStudioを使います。 cygwinを使うエンジニアもいます。
一人2台の端末を使っていて、多くの人は左側の画面がLinuxになっています。
なぜでしょうか。右手でマウスを使うからでしょうか。
ソースコード管理は subversionを使い、
仕様書はpukiwikiを使って作成します。仕様書を主に書くのはmaltです。
グラフィック資源の管理は、社内LANにwebサーバー
を置き、専用ツールを構築しています。
ミドルウェアとしては自社開発のVCEのほか、
DirectX, OpenGL, MySQL 等も使います。
物理演算に関しては高価な他社製のものを使うことはしていません。
3Dツールは LightWaveのほか、PhotoshopやIllustrator等を使います。
gumonjiではムービーを作らないのでこれで事足りています。
これまでwebサイトではPHPとRubyを併用していましたが、
今後はRubyに1本化する予定です。
あたらしいSNSページもすべてRubyで構築する予定です。
gumonji は、そのほかにも自社で開発している新規ツールの
テスト用環境として使う予定で、1年以内にリリース予定の複数のツールを
内部的に使いたいと考えています。
最近新しく作られたプログラムをひとつ紹介します。
"zonerender"というOpenGLベースのツールがあります。
これは、鳥瞰図を作成するためのレンダリングツールだったものですが、
機能拡張をほどこして、定期的にサーバーにアクセスして情報を取得し、
動画として描画できる機能を増やしました。
また、複数の角度からのレンダリング画像を統合してフラッシュのファイル変換し、
回転させて見れるようにもしました。
次のリリースではこのツールは誰でもが使えるような形でリリースしたいです。
投稿者 ringo : 16:23 | コメント (3) | トラックバック
■2005年06月03日
開発スタッフ紹介
書いたのは:ringo
今日は、スタッフの紹介をします。
コミュニティエンジンでは、gumonji に深く浅く関わっている人をあわせると、
合計で10人以上になりますが、きょうは3人だけ紹介します。
* ringo
現在は、プログラミング作業には関わっていません。
コンセプト作り、どんな技術を使うかのアドバイス、人材探し、
グラフィックデザインの支援、売りこみ活動などを担当しています。
基本的には現場監督を支援するという仕事です。
* malt
現場監督を担当しています。すべての現場判断をするほか、
仕様書を書く作業や、進捗管理、作業の優先順位を考えるなどを担当します。
コンセプトを具体的な内容に落としこむ仕事です。
学生時代には生物学を学んでいたので、そのことが
gumonjiの内容に影響を与えることも多いでしょう。
* 花
すべてのグラフィックデザインを一人で担当しています。
gumonji専任ではなく、コミュニティエンジンのwebサイトや
そのほかのプロジェクトにも関わっています。
実はデザインのレパートリーが広く、gumonji以外のプロジェクト
ではまったく違う世界を作る仕事もしています。
* プログラマ
クライアント担当、サーバー担当、web担当、
流体シミュレータ担当、ミドルウェア担当など、
いろいろな人がかかわっています。
gumonji の影響で会社の知名度が上がり、
優秀で独特なエンジニアが集まりました。
コミュニティエンジンには、gumonji以外のプロジェクトをあわせると、
合計20人のエンジニアがいます。
より圧倒的な世界づくりをめざして、技術を蓄積中です。
* 管理部門
カスタマサポート、webの内容確認、特許や商標の作業といった
舞台裏に関しても複数人が担当しています。
gumonji専業ではありませんが、gumonjiが成りたつには重要な部署です。
* ミドルウェア部門
gumonjiはVCEという自社ツールを使って開発していますが、
たとえば自宅でサーバーを立てられるようにするためには、
NATを越えて通信できるようにするなどの機能向上が必要です。
さらに、MySQLデータベースに関するノウハウの蓄積なども必要です。
このようなVCE自体の開発にも、複数人が関わっています。
gumonjiで得られた成果を、ほかのプロジェクトで活用できる
ようにするための作業も並行して進めています。
投稿者 ringo : 08:17 | コメント (0) | トラックバック
■2005年06月01日
コメントの表示について
コメントが表示されない不具合について表示されるように修正しました。
ご迷惑をおかけしました。