公式サイトのロードマップを更新しました。ここではいくつか、以前と方針が変わった点に絞ってお届けします。また、今日(8月9日)のアップデートで、新しい水のしくみに対応した生き物としてプランクトンとイワシが登場しました。これをもって、gumonji2006 ベータ3 の開始とします。

gumonji2006では、問題点を克服することを第一の目標においています。大きくわけて、

  • 生き物の種類の多様性
  • アイテムの多様性
  • つながりやすさ
  • ゾーンのつくりやすさ
  • 共同作業のしやすさ
  • 動作の軽さ

のような問題に取り組みます。

一つ一つの実装内容についてはまだ固まっていなかったり、ここには書き切れなかったりするので、固まり次第、開発ブログなどでできるだけ公にしていきたいと考えています。

ロードマップの変更点

これまで gumonji 2006年バージョンの完成版「gumonji2006 1.0」として2006年夏から秋頃にリリース予定だったマイルストーンは、呼び名と内容・時期を変更し「gumonji 0.1」として2006年から2007年冬にリリースする予定としました。

これまでの gumonji の欠点を克服し、あらためてスタート地点に立つという意味を込めて「gumonji 0.1」と名づけています。実際の内容は下の「次のステップ: gumonji 0.1」をご覧ください。

gumonji2006 1.0 として実装予定だった、服・がらくた類・おもちゃは(一部すでに実装ずみですが)これからも順次更新していく予定です。

呪文について

これまで、ベータ3の後は呪文はすべて使えなくなる、としていましたが、手段としての呪文はこのまま残すことにしました。ただし、ベータ3の間に一部の呪文は使えなくなったり、質量保存の法則に沿ったかたちに動作が変更されたりする予定です。

とくに、「セルロミン」呪文はなくし、代替手段を実装する方向で考えています。「雨」や「種」呪文については、質量保存するようにしていきます。

生き物について

深い水や岩山など、環境は多様化したのに、生き物のほうは種類が少なく、少しさびしい状態です。今回登場した海の生き物たちに加えて、色々な環境の生き物がだんだん登場する予定です。

また、動物はもう少しかしこい動きをするようにもしたいと思っています。

次のステップ: gumonji 0.1

現在 gumonji が抱えている大きな問題点の一つとして、3Dブラウザーが重いことが挙げられます。これを根本的に解決するために、新しい3Dブラウザーを作ります。

そのほかにも gumonji 0.1 以降でチャレンジしたいことが沢山あります:

  • お隣ゾーンがある
  • 風が吹く
  • 季節がめぐる
  • 自然の音がする
  • スクリプトでロボットを動かす
  • 多言語に対応する
  • 遠くまで見える
  • 複数のOSに対応する
  • ブロックを積める

などなど。どうぞご期待ください。