植物の葉っぱは丈夫になるほど、葉っぱの体積に占める光合成を行う部分の割合が減る傾向があります。
そのため丈夫で硬い葉ほど光合成効率が悪くなります。
また、丈夫な葉は作るときにやわらかい葉に比べてコストが高くつきます。
しかし丈夫になった分だけ動物に食べられにくくなりますし、環境に対して強くなり、結果として1枚あたりの寿命や維持コストが安く上がることになります。

下の図は今回テスト用に作った葉っぱのパラメータになります。
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やわらかい葉ほど光合成の効率が高く、呼吸も多いようになっています。

このような性質の違いによって植物の生き残り戦略が変わってきます。
やわらかい葉っぱを持つ植物は、いい環境のときに安いコストでたくさんの葉をつけ一気に成長するという戦略。
硬い葉っぱを持つ植物は、省エネ&長持ちでじっくりじっくり育つという戦略。

生き物達の多様な戦略と環境によって自動的に多様な景色を作れるようにしたいです。