« 雑草さん | メイン | サーバーメンテナンスの知らせ »
■2005年09月14日
葉っぱの硬さと光合成
植物の葉っぱは丈夫になるほど、葉っぱの体積に占める光合成を行う部分の割合が減る傾向があります。
そのため丈夫で硬い葉ほど光合成効率が悪くなります。
また、丈夫な葉は作るときにやわらかい葉に比べてコストが高くつきます。
しかし丈夫になった分だけ動物に食べられにくくなりますし、環境に対して強くなり、結果として1枚あたりの寿命や維持コストが安く上がることになります。
下の図は今回テスト用に作った葉っぱのパラメータになります。
やわらかい葉ほど光合成の効率が高く、呼吸も多いようになっています。
このような性質の違いによって植物の生き残り戦略が変わってきます。
やわらかい葉っぱを持つ植物は、いい環境のときに安いコストでたくさんの葉をつけ一気に成長するという戦略。
硬い葉っぱを持つ植物は、省エネ&長持ちでじっくりじっくり育つという戦略。
生き物達の多様な戦略と環境によって自動的に多様な景色を作れるようにしたいです。
投稿者 malt : 2005年09月14日 20:31
■コメント
私は枯れた土地にも健気に生える雑草を見るとちょっとうれしくなります。
まったく栄養のない土地では木は育てません。でも小さな雑草が生え、それを足がかりにどんどん植物の規模が大きくなっていってやがては森林が生い茂るほどの豊かな土地になっていくからです。
今度のgumonjiはそんな植物の推移も表現されるのでしょうか。
投稿者 kuroma : 2005年09月15日 20:53
硬さ変数に応じて、葉の見た目がシームレスに変化したらいいなぁ
投稿者 秋ロボ : 2005年09月15日 23:37
高校の生物IAで、「植物の種類によって光飽和点とか補償点が違うう」という内容を思い出しました。
植物の分布には降雨・気温・地形・地質・生物相互作用など多くの要素が関係しています。新作では生物相互作用が盛り込まれるとうれしいです。暗い所(木の近く)や明るい所(周りに木がない)によって成長速度が違うと面白いですね。
生物毎に得意な環境が設定されていて、自動的に住み分けがされると良いですね。
投稿者 釘バット : 2005年09月16日 02:07
釘バット さんの
>生物毎に得意な環境が設定されていて、自動的に住み分けがされる>と良いですね。
で、思い浮かんだ事。
植物の中には、特定の虫(害虫等)が寄り付かないというのがいます。
農薬を使わない有機栽培をする場合、道具を使って害虫からの被害を防ぎますが、そういった自然の効果を利用する手もあります。
そういう影響から、
Aという植物が生息している場合、A´という動物や昆虫が生息しない環境になる。(逆もしかり。)
という事が発生するので、アレンジして土地開発していく段階で、動植物の配置も考えないといけなくなる。
道具を使う事によって、このような影響を受けずに共生させる事も可能。
投稿者 ルシファー : 2005年09月18日 03:34
葉っぱのステータスってのは遺伝子とやらで変化するんですかね?
稲の様に、育て難いけど抜群に味が良いとか。育て安くてそれなりに味が良いとか。そんな個性は出せるのかな?
投稿者 ショットガンすこっぷ : 2005年09月26日 22:31
関係ないコメントで申し訳ないのですが、
久々にゲームで夢が広がりますね。
やはりグモンジは地味に偉大だ…。
投稿者 砂漠王・灰汁 : 2005年09月27日 09:12
やる気あるの?
投稿者 HG : 2005年10月12日 21:25
ネトゲ日本昔話「ぐもん爺・その一」
昔々あるグモンジ村に、四角くんと四角ちゃんが住んでおりました。
四角くんは斧持って山へ丸太刈りに、四角ちゃんはバケツを持って川に水汲みに出かけました。
するとどうでしょう、
川上からどんぶらこどんぶらこと大きなキノコの種が流れてくるではありませんか。
・・・つづく
投稿者 砂漠王・灰汁 : 2005年10月13日 14:31
流れて来たキノコの種は岸にたどりつくと、付近一帯のエネルギーを吸い始めました。
このキノコは宇宙生命体だったのです!
このままでは世界中のエネルギーが吸い尽くされてしまいます!
投稿者 ショットガンすこっぷ : 2005年10月15日 02:37
それを見た四角ちゃんは慌ててキノコに斧を振り下ろしました。内心では「これで溜まったエネルギーは私のものだわ。うふふ」なんて考えてましたが、キノコに斧が触れたその瞬間!
投稿者 kuroma : 2005年10月15日 09:22
キノコの中から現れたのはおびただしい量のお化け牛の不気味な卵でした。それを見て四角ちゃんはあわてました。するとそこへ
投稿者 krowd : 2005年10月16日 15:06
大量の丸太を持った四角くんが帰ってきました。
困っている四角ちゃんを見た四角くんは
斧で丸太をザックザックと手ごろな大きさの薪にすると、
おーきなおーきな焚き火を始めました。
しばらくして・・・
四角くんの焚き火は家ほどの大きさになっていました。
投稿者 アタリン : 2005年10月18日 23:01
四角ちゃんは成長してしまった牛に追いかけられ今にも気絶しそうです。
四角くんはどんどん大きくしていきます。すると四角くんは温度計で温度を測りました。気温は700℃に達していました。そして気温が1000℃に達した直後強い風とともに四角くんはグライダーを取り出しました。そして急いで四角ちゃんの方へ駆け出しました。
投稿者 krowd : 2005年11月09日 21:00
■コメントできます
※メールアドレス、URLは必須ではありません。
このエントリーのトラックバックURL:
https://ce-lab.net/blog/mt-tb.cgi/81
言及リンクのないトラックバックは受け付けない設定にしています。
トラックバックスパムがあまりに多いための処置なので、ご了承ください。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 葉っぱの硬さと光合成:
» 環境シミュgumonji開発者日記 from 水の忘れ物
Community Engine Incで開発中の環境シミュレーターgumon... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年10月09日 03:18